気に入ってない服その2
捨てる候補夏服第2段です。
気に入っていない服というか、捨てたくはないが着たくもない服ですね。
前回の服同様、体にフィットする形で好きではない。
何回か着たことありますがこういう体の線が出る服ってボンキュッボンの体型の人しか合わないんですよ。
そして丈が長いからウエストマークするベルトがないと引き締まらなくてだめ。
なんかちょうどいいベルトもみつけられなかったし何より暑い夏に着る服で脇が窮屈なのって着たくないんですよね。汗がしみるし。
これもフェリシモで買ったやつなんですけど、もう20年前ですかね…
当時好きだったフランソワーズ・モレシャンデザインのシリーズで、微妙な色合いがフランスっぽくてハイネックだし上品なデザインで好きだったんですけど、でもやっぱり着たくないものは捨てるしかない。
あんまり着てないから全然痛んでないんですよね。
きれいな服ってもったいなくて捨てたくないね。
そういうのって「人生(衣服生)全うしたんでゆっくり休んでくださいね」じゃなくて、「邪魔なんで死んでください」って言ってまだ生きてる服を殺すみたいでほんと心が痛む。
物が捨てられない人って、何を捨てていいかわからないんじゃなくて、もったいなくて捨てられないだけなんだよね。
もしかしたら着る機会あるかもしれないって場合もあるけど、まだ生きてる服を捨てるのがかわいそうって思いの方が強いと思う。
服に命が宿っててかわいそう…ってんじゃなくて買った時の思い出やもっとさかのぼって服を企画したり製造したりする人のことまで考えちゃう。
服にはいろんな人の重いが詰まっているのだ。
だから物を捨てるってのは何年着なかったら捨てる、とかいう機械的な作業じゃなくて、自分はこの服そのものと、それにまつわる思い出と決別するのだ!って決断することだと思う。
そうしないと捨てたあと悲しくなるだけ。
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