断捨離で得た教訓
片付け界隈(?)において「長い間使わなかったものはこの先も絶対に使わないから捨てろ」というのは定説になってますが、自分の場合は捨てなければよかったって後悔することが結構ありました。
その中で捨てない方がいいものの定義が出来た。結論から言うと
●それほど保管に場所を取らず高価なもの●
高価ってのは自分の場合、物によりますが7〜800円でもう高価な物に入りますね。
滅多に使わないのに7〜800円も出さなければ手に入らないものは高価です。
例を挙げると接着剤。
これは以前中古車に乗っていた時にドアのゴムパッキンを修復するために買ったものですが(結局上手く使えず補修できなかったが)、その後全く使う機会もないまま10年くらい保管した後何年か前に整理して捨てた物です。
それで、今年の冬にヒロミチナカノのちょっといいゴム長靴(買ってから3年くらいしか経っていない)を履いて深い雪解け水中を歩いていたら足が異様に冷たいんですよね。
靴脱いだら水が滲みて足が濡れていました。
調べると本体の筒の部分とソールの接着部分が裂けてそこから浸水したと思われます。
一応安い代わりの長靴買いましたが通販で買った為サイズも合わずすんごく履き心地が悪くて使えそうもないなと思い、ヒロミチナカノの長靴を捨てられず補修しようとホームセンターにゴムに使える接着剤を見に行ったのですが、ほんのちょっとしか使う予定ないのにすんごく容量多くて800円とかする…しかも買ってみたからと言って必ずしも使えるとは限らないんですよね。
購入すごくハードル高い。
これが…前述の上記の製品があればそっちで間に合ったかもしれないと思うとほんと失敗したなーと思います。
もう一つ例を……
お高い画材。
※これはどこかのサイトにあった画像を使わせていただきました。
AliExpressですら高い
画像の製品と同じではないのですが学生の時に学校で買わされたお高い画材。当時は親がお金出してくれたからよかったですが、これも長年使っておらずもう使わないだろうと思い全捨てしたのですが捨てた途端使いたくなり後悔するんですよね。
やっぱり新たに買い直そうと思っても同じものはもう手に入らないしおそらく当時に比べて格段に値段が上がってる。
これも家具や洋服と違ってさほど場所も取らないけど使用頻度のわりにそこそこお値段の張るものなので、わざわざ捨てる必要なかった…と身に沁みたものです。
こういうものって何年かごとに使う機会が来るもののそのあとまた数年使う機会が訪れない物なのですよ…そう、喪服のように。
もうこれからは「万が一買い直すことがあったらハードルが高いと思う物」はまず捨てないことに決めました。そう、喪服と一緒です。